職場でパワハラは起きていない?
パワハラ(画像:Unsplash)
職場でパワハラに悩んでいる、という人は珍しくありません。職場にパワハラが起きているかどうかについて改めて考えてみると、もしかしたら自分の身の回りにもパワハラが起きているかもしれないという心当たりがある人もいるでしょう。 職場にパワハラを持ち込まないためにも、パワハラとはどういったものなのかについて詳しく紹介していきます。
パワハラとは
パワハラとは、パワーハラスメントの略称です。職場内で、立場が上であることを理由に地位が下の人を精神的あるいは肉体的に苦しめることを指します。上司が部下をいじめている、というイメージが適切でしょう。 また、パワハラによって被害者が精神的、肉体的な病気にかかってしまうこともあります。そうなれば加害者は、ただ単にいじめていたなどといった軽い認識では済まされません。パワハラは糾弾されてしかるべき行為なのです。
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パワハラが起こる環境
パワハラは上司がワンマンで仕切っているような環境で起こりやすいと言えます。皆で話し合うことが多いような、風通しのいい環境ではパワハラは起こりにくい傾向にあります。 上司が上から抑え付けている環境だと、パワハラは横行してしまうでしょう。内にこもりがちになってしまうと職場の中にはよくない空気が停滞してしまうのです。皆がぎすぎすしているとパワハラは起こりやすくなってしまいますから、上司の独断専行は望ましくない傾向だと言えます。
実際にパワハラとなる言動は?
パワハラ(画像:Unsplash)
パワハラが起こっている、と言われてもどういう言動がパワハラに当てはまるのか判断がつかないという場合も多々あります。 確かにパワハラは判断がつきにくいところがありますが、誰が見ても明らかにパワハラだという言動ももちろんあります。そこで、ここではそういった言動についてご紹介していきます。
言動①大声で怒鳴りつける
大声で怒鳴りつけるのはパワハラの最も典型的な例のひとつです。 上司が部下に対して、意味もなく大声を上げるのは精神的な暴力行為にあたります。これを受けた部下が精神的に傷つけられることは明らかであり、パワハラであるということは間違いありません。 自分が優位な立場にあることを自覚した上で大声を出しているわけですから、上司は意図的に部下にパワハラを働いているということになるのです。大声くらいで大げさな、という認識は改めるべきです。
言動②集団での無視
集団での無視もパワハラにあたります。 もちろん上司が被害者を個人的に無視をすることもパワハラにあたりますが、無視は集団で行われることが多いパワハラのひとつです。これは環境から生まれるパワハラであり、上司の態度が伝播したものであったり、同僚達が集まった結果自然と起きたものであったりと背景は多岐にわたります。 無視は証拠を集めることが難しいパワハラのひとつであり、立証が困難であることから、なかなか撲滅することができないパワハラであると言えるでしょう。
言動③仕事を回さない
仕事を回さないようにして、何もさせないというのもパワハラのひとつです。 何もせずに一日デスクに座っているだけにさせる、といった嫌がらせによって苦痛を与えるのも間違いなくパワハラでしょう。 仕事を取り上げてしまうという権利は誰にも与えられていないものですから、上司だからといって仕事を回さずに苦痛な時間を過ごさせるといったことは許されません。仕事ができる部下に対して、それを活用させないのは十分パワハラだと言えるでしょう。
言動④過剰に仕事を押し付ける
過剰に仕事を押し付けるのもパワハラにあたります。 あれもこれもと仕事を与え、残業や休日出勤を命じるのは明らかなパワハラです。特定の個人のみに、明らかに他の人よりも多い量の仕事を割り振るのは平等とは言えません。不平等な仕事の割り当ては、パワハラにあたり、被害者を苦しめてしまいます。 ただでさえ多い仕事にさらに上乗せされてしまったという場合には、過労死などという最悪の事態も考えられます。そうならないためにも、このようなパワハラは即刻解決されなければなりません。
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