ブラックバイトとは？13の特徴・事例・対策やよくある業種などを解説！

アルバイトは、さまざまな事情で辞めることになる人が大半です。ブラックバイトでは、なかなか職場を辞めさせてもらえず、無理に引きとめられることがあります。それでも辞めようとすると恫喝されたり、脅迫されたりする場合もあります。 アルバイトは流動的な雇用態形であり、「いつでも辞めることができる」ことが利点です。ブラックバイトでは、アルバイトであるにも関わらず、あたかも正社員であるかのように責任を追求し、辞めさせないようにすることがあります。

学生の本分は勉強です。それにも関わらず、アルバイトのシフトを入れられすぎて学業に支障をきたすケースがあります。 週5日で1日6時間のシフトを入れられ、このままでは学業に集中できないために1ヶ月後に退職したいと申し出た学生の例が挙げられます。 辞めると告げると、店長から「店の迷惑を考えていない」「社会で働いている責任感に欠けている」と責められ、結局辞めることを断念することになりました。

労災を適用してくれない事例もブラックバイトとして挙げられます。 料理屋でアルバイトをしている学生は、勤務中に火傷を負ってしまいました。仕事中での怪我ということで労災での申告をしましたが、後日店長から労災がおりないと言われてしまいました。 労災保険は正社員・アルバイトなど雇用関係にかかわらず補償の対象となります。労災がおりないと言われる場合には、弁護士をつけるなどして会社に請求する必要があります。

ブラックバイトでは無理やりシフトを変更されることがあります。 居酒屋で働いていた学生のケースでは、1日の勤務が5時間だったにもかかわず、「残って」と強く言われて休憩なしの7時間労働になることが度々ありました。 また、シフトを休み希望で出していたのに勤務を入れられていたり、また「今日は人が足りている」と言われて無理に帰されることもありました。あらかじめ決められたシフトを急に変更したり、希望を通さないのはブラックバイトの典型です。